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『GCD英語通信』(年2回発行)は、先生方と 小社英語教科書編集部とを結ぶ小さな架け橋です。 英語、辞書、教科書、授業などなど、 英語にまつわるさまざまな特集を組んでおります。 ![]() ![]() 2006年11月号 [No.40] 特集:『ジーニアス英和辞典 第4版』いよいよ登場! 満を持して,『ジーニアス英和辞典 第4版』が今年の12月に登場します。 誕生20年目にして,G史上最大の改訂が行われたG4, その全貌を明らかにします。 >>No.40の全文を掲載!(PDFファイル(5,306KB)) ![]() ![]() ■特集:『ジーニアス英和辞典 第4版』いよいよ登場! もうすぐ20歳,『ジーニアス』の新たな進化 ――改訂の大きな方針 南出康世 「ジーニアス・コーパス」の構築,語法・文法・コロケーション情報のさらなる充実,生成文法,認知言語学などの知見を取り入れた文法コラムの新設,専門語義・専門用語収録の重視など,今回の改訂のポイントを紹介する。 誤りから学んで,積極的に発信! ――語法について 南出康世 学習英和辞典はユーザーの視点に立って,発信のための実用的な語法・文法情報をできるだけ多く提供しなければならない。「さらに語法に強くなったG4」の語法に対する基本姿勢を紹介する。 G4用例改訂日記 中邑光男 「用例は辞書の命」とも言われる。用例の全面見直し・大幅書き換えにあたり,1億語の米語からなるコーパス(G4C)を使ったコロケーションデータの収集作業と,ネイティブスピーカーによる徹底的なチェックの過程を紹介する。 変わりゆく英米の英語発音を追って ――G4の発音表記の特色 南條健助 G4では発音表記についても全面的に見直し,大幅な加筆修正を行ったほか,使用されている発音記号に関しても初版以来最大の改訂を行った。改訂の大きな6つのポイントについて紹介する。 語の意味をつかみやすくするための工夫 ――類語比較,前置詞イメージ図,語義展開図 東森 勲/勝 啓一 G4では語を記憶・理解する助けとなるような要素を大幅に増やした。多義語の各語義の意味つながりを明示する「語義展開図」,類語の意味の「守備範囲」を鮮明にする「類語比較」欄,前置詞の意味を視覚化する「前置詞イメージ図」の導入について紹介する。 コーパスと直観の融合 ――G4への期待 石川慎一郎 良い辞書とは一言で言えば,データと直観,客観と主観,規範と記述の融合が果たされている辞書であろう。G4では「コーパスと直観の融合」がどのような果実を生み出すのかに期待が高まる。・・・ G4ができるまで ――編集工程アラカルト 小林資忠/垣添朋美/山埜茂彦/Gerry Shannon/白木晴子/編集部 辞書改訂作業に欠かせない,校閲,素読み作業,つづり確認調査,ネイティブチェック,語法情報のまとめ,見出し語のランク見直しといった,G4大刷新の裏側を紹介する。 受信から発信への橋渡し ――『プラクティカル ジーニアス』を軸とした語彙指導 杼原 均 近年電子辞書の普及とともに辞書指導のワークショップも多く見受けられるようになり,辞書指導の重要性は再認識されてきている。『プラクティカル ジーニアス』を軸とした日頃の授業実践を紹介する。 机の上のことばの海 ――『ベーシック ジーニアス』を使って 武川伸一 3年間で7単位の授業で,英語学習に辞書は欠くことのできないものであることを生徒に実感してもらうために,『ベーシック ジーニアス』を使って授業中に辞書を引かせるための工夫を紹介する。 ■好評連載 [巻頭エッセイ] レトリック偶感 野内良三 ◇大修館書店 新刊 PICK UP ◆山田雄一郎 著『英語力とは何か』 (評者:大谷泰照) ◆田中茂範/佐藤芳明/阿部 一 著 『英語感覚が身につく実践的指導――コアとチャンクの活用法』 (評者:山賀淑雄) ◆村野井 仁 著『第二言語習得研究から見た効果的な英語学習法・指導法』 (評者:岡崎浩幸) ◆大学英語教育学会学習ストラテジー研究会 編著 『英語教師のための「学習ストラテジー」ハンドブック』 (評者:前田啓朗)
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