高校国語

教科書 論理国語 50 大修館 論国705

「読むこと」と「書くこと」を往還し、強靭な思考力・判断力・表現力を養う教科書。
特色
■特色1 「問い」「読む」「書く」をとおして確かな力を
各単元に、教材と関連した「問い」を設置。目的をもって、「読む」教材と向き合えるようにしました。さらに単元末の「書く」活動に取り組むことで、「読む」教材で学んだことを、自己の表現にもつなげます。
■特色2 自己の世界を広げる多様な教材
各単元に、現代を考える上で押さえておきたい、多様なテーマの教材を複数配置。読み比べることで、多角的な視野を養えるようにしました。さらに単元末には、古今東西の名著を引用付きで紹介した「テーマと読書」を設置。さらなる探究に誘います。
■特色3 新しい大学入試への対応
「学習のポイント」に、筆者の主張を吟味・検討したり、複数の資料を比較したりする設問「考察・発展」を設置。日々の学習に取り組む中で、新傾向の入試にも対応できます。
■特色4 学びを深める充実の資料
教材の読みを深める「キーワード解説」、教材間を横断して知識をつなげる「キーワード索引」「人名索引」、論理的思考を深め、表現活動をサポートする「知の道具箱」など、教材以外の資料も充実しています。
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目次
1 世界・言葉・私 |
世界を広げる「批評」の言葉 |
宇野常寛 |
2 芸術と文化 |
ミロのヴィーナス |
清岡卓行 |
3 共同体のいま |
家族化するペット |
山田昌弘 |
4 科学の可能性 |
自己をモデル化する知能 |
石黒浩 |
5 日本語の多様性 |
敬語への自覚、他者への自覚 |
橋本治 |
6 思考の枠組み |
スキーマと記憶 |
今井むつみ |
7 社会の原点 |
社会的実在としての言語・法・貨幣 |
岩井克人 |
8 グローバル化の先へ |
心に「海」を持って |
山崎正和 |
1 自己と他者 |
「贈り物」としてのノブレス・オブリージュ |
内田樹 |
2 コミュニケーションの手段 |
記号的メディアと物理的メディア |
伊藤亜紗 |
3 メディアの変容 |
ポスト真実時代のジャーナリズムの役割 |
国谷裕子 |
4 言語の探究 |
人を指す言葉――自称詞・対称詞・他称詞 |
鈴木孝夫 |
5 政治と社会 |
多数決を疑う |
坂井豊貴 |
6 存在への問い |
日常に走る亀裂 |
鷲田清一 |
7 環境へのまなざし |
生物多様性の恩恵 |
鷲谷いづみ |
8 歴史と時間 |
無常ということ |
小林秀雄 |
【巻頭】
現代を考えるテーマと問い
この教科書で身につく力
【付録】
キーワード解説
人名索引
キーワード索引
【知の道具箱】
[論理的に考える]
①具体と抽象
②比較・対比の視点
③根拠の吟味
[文章を書く]
①明確な文と接続表現
▶「論理のことば」索引
②段落と構成
[情報を活用する]
①情報収集の方法
②情報整理の方法
③著作権と引用