高校国語

教科書 新編 文学国語 50 大修館 文国705

評論も、古典も、書く力も。文学のすべてを、この一冊で。
特色
■特色1 心に響く近現代の文学作品
近代の名作から現代の新鮮な作品まで、長短、難易のバリエーション豊かな16本の小説作品を厳選。さまざまな組み合わせ方ができるよう、各学期に1本以上の定番教材を置きました。
■特色2 評論も、古典も、書く力も
小説だけでなく、随想・評論も12本収録。古典の名作をコンパクトに味わえる「古典の世界」、楽しみながら創作に取り組める「書くこと」まで、文学のすべてを、この一冊に盛り込みました。
■特色3 文学が“わかる”特集とコラム
巻頭の「文学の扉を開こう」で文学の読み方を具体的に解説。「ことのは」や「文学の窓」といった多様なコラムと合わせて、文学を読み、楽しみ、深く味わう力が着実に身につきます。
■特色4 学びを支えるブックデザイン
読みやすい本文書体、美しい挿画などに加えて、行の数えやすさ、読みの流れを妨げないページめくりなど、細部にまで気を配ったデザインで学びのバリアフリーを目指しました。
教科書紙面にあるQRコードを読み込むと、授業の学びをより深めるデジタルコンテンツを利用することができます。
※QR コードは㈱デンソーウェーブの登録商標です。
目次
1 明日をひらく |
少なくとも最後まで歩かなかった |
村上春樹 |
2 小説を楽しむ㈠ |
ナイン |
井上ひさし |
古典の世界 1 |
星取り |
[醒睡笑] |
3 詩を味わう |
道程 |
高村光太郎 |
4 名作を読む㈠ |
山月記 |
中島敦 |
古典の世界 2 |
かぐや姫の昇天 |
[竹取物語] |
5 社会に生きる |
神去なあなあ日常 |
三浦しをん |
6 表現を味わう |
身内ほど厄介なものはない |
米原万里 |
古典の世界 3 |
はしたなきもの |
[枕草子] |
読書の広場 |
さくら日和 |
辻村深月 |
恋のうた |
現代の恋 近代の恋 古典の恋 |
|
1 心を見つめる |
飛ぶことを知っている魂 |
梨木香歩 |
2 小説を楽しむ㈡ |
待合室 |
内海隆一郎 |
古典の世界 4 |
桐壺 |
[源氏物語] |
3 文化を感じる |
夏の月 |
高階秀爾 |
4 短歌・俳句に親しむ |
短歌 |
|
5 小説を味わう |
山椒魚 |
井伏鱒二 |
古典の世界 5 |
能登殿最期 |
[平家物語] |
6 名作を読む㈡ |
こころ |
夏目漱石 |
7 文学を生み出す |
私たちの黄色 |
角田光代 |
【巻頭】
遠くを見上げて
【文学の扉を開こう】
1 文学的な文章とは?
2 場面設定を押さえる
3 場面の展開を追う
4 心情・情景描写を読み取る
5 感動したことを共有する
6 詩の構成と表現
7 短歌・俳句の構成と表現
【ことのは】
① 比喩
② オノマトペ
③ 文体
④ 語り手・視点
⑤ 人物像・役割語
⑥ 読者を引き込む工夫
⑦ 季語
⑧ 寓話・寓意
⑨ 小説の構造
【巻末付録】
文学の流れ
心を言葉に
季語を楽しむ