2019年夏、保健体育科の先生方に読んでほしい【おすすめ本5選】

編集部イチオシの5冊を厳選いたしました。
夏休みの期間に是非お読みいただければと思います。
① 『学校におけるがん教育の考え方・進め方』
植田誠治[編著] 物部博文・杉崎弘周[著]
https://www.taishukan.co.jp/book/b356613.html
がんを通して命の大切さを考える
文部科学省の「がん教育」の在り方に関する検討会の委員を務めた著者が、がん教育を実施するにあたり、各校種や教科に応じて教えるべき内容、必要な配慮や外部講師の活用などについて、わかりやすく解説しています。
また、実際に授業をおこなう際に参考となる、小・中・高の校種ごとの指導案も掲載しています。
② 『つながりから考える薬物依存症―安心して失敗を語れる絆・居場所づくり』
岩室紳也・松本俊彦・安藤晴敏[著]
https://www.taishukan.co.jp/book/b372902.html
「ダメ。ゼッタイ。」だけでは防げない!
依存症を自己責任の病気だと思っていないでしょうか。
いま、多くの人が社会からの孤立によって依存症になっています。依存症の予防教育、回復支援において、「つながり」は急がば回れの特効薬となります。
医療、学校教育、地域づくりの観点から、「つながり・絆・居場所」をキーワードとして、薬物依存症を捉え直します。
③ 男性も女性も知っておきたい妊娠・出産のリテラシー ―「精子・卵子の老化」を超えて
齊藤英和・杉森裕樹[編]
https://www.taishukan.co.jp/book/b379663.html
新指導要領に取扱いのある「妊娠のしやすさ」をわかりやすく解説
一般に、加齢に伴い男性も女性も妊孕性(妊娠しやすさ)が低下します(いわゆる「精子の老化」「卵子の老化」)。
ところが、日本で不妊治療を受けている方々において、こうした事実を知らないことが多いのです。
本書では、健康・安全な妊娠・出産に必要な科学的に正しい知識をわかりやすく解説しています。
④ 『スポーツトレーニングの常識を超えろ!』
NPO法人日本トレーニング指導者協会[編著]
https://www.taishukan.co.jp/book/b449096.html
全てのトレーニング指導者にとって必読書
日進月歩のトレーニングの世界で、より効果的なトレーニングを行うため知識・手法・考え方を解説しています。
野球やランニングなどの種目別トレーニング、アジリティーやスプリントなどの目的別トレーニング、さらにストレッチングやプログラムデザインまで、現場で役立つテーマを広く取り上げています。
⑤ イップス―スポーツ選手を悩ます謎の症状に挑む
内田直[監修] 石原心[著]
https://www.taishukan.co.jp/book/b280050.html
イップスになるのは、「練習が足りない」からでも「メンタルが弱い」からでもありません
スポーツ選手・指導者を悩ます「イップス」。
簡単だったはずのスポーツ動作が、何故か上手くできなくなってしまう症状は、近年マスコミでとりあげられる機会も多くなり、注目度が上がっています。
本書は、その症例・症状・治し方などをわかりやすく解説し、スポーツ現場での疑問や不安を解消します。
以上、夏休みのおすすめ本でした。
保体編集部ONLINEでは、今後もおすすめの本をご紹介していきます。どうぞお楽しみに!
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