機関誌 国語教室

『国語教室』は、国語の先生方に向けて発行している機関誌です。
著名人によるインタビューや対談、エッセイなど、読みどころ満載!
国語教育界の最新事情はもちろん、明日からの授業に役立つ学習指導案や教材研究、意欲的な授業実践、大修館の教科書サポート情報など、さまざまな情報をお届けしています。

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国語教室 第121号

  • 特集
  • 新課程入試に向けた授業の工夫

令和7年1月から始まる新課程入試に、注目度が高まっています。国語の入試はどのように変わるのでしょうか。どのような対策を行えばよいのでしょうか。

本号では、複数の文章の比べ読み、統計資料の読み取り、小論文や面接、現代文と古典の融合など、多様な形式の入試対策につながる実践をご紹介し、「新課程入試に向けた授業の工夫」の具体的なアイディアを提示します。

巻頭には、高校現場と予備校の先生方による座談会「新課程国語の入試を展望する――令和6年度大学入学共通テストを受けて――」を掲載。最新の入試の出題傾向をふまえて、これから国語科でどのような力が求められるのか、たっぷりと語り合っていただきました。

新課程の国語の入試について、役立つ情報満載の春号です。ぜひご覧ください!

全文ダウンロード(PDF:29090KB)

目次

[目次]

特集:新課程入試に向けた授業の工夫

〈座談会〉新課程国語の入試を展望する
 ――令和6年度大学入学共通テストを受けて――

石鍋雄大/石原徳子/下西美穂/船口明/山口正澄/吉田敦

 

早わかり 新課程国語の入試  川崎武司

 入試  比べ読み 

「月」を軸にした比べ読みの実践  藤巻壮史

比べ読みをとおして気づきをつなげ、筆者の感動に迫る  井上麻美子

 入試  非連続型テクスト 

統計資料をもとに意見を書く  大島かや子

「絵を見る技術」をとおして絵画を言語化する  池上正子

 入試  統計資料の読み取り 

「現代の国語」で統計資料を「読む」  赤尾篤史

 入試  面接・総合型選抜 

自己推薦書を題材とした「書くこと」の授業  戸塚匠

生徒同士の学び合いを軸とした面接の指導  髙橋慶熙

 入試  現代文と古典の融合 

作品の時代背景を知り、小説の解釈を深めよう  千々松芙美子

新入試で問われる力を「めじるし」に、教材をつなぐ「言語文化」の授業  北村卓也

古典をプロデュースしてみんとてするなり  安岡充令

 

【新刊紹介】高校国語〈比べ読みの力〉を育む実践アイデア(幸田国広 編著)

令和7年度用 大修館書店 国語教科書のご案内  中面カラーページ

 

●連載

県立いまどき高校 国語科だより  いのうえさきこ

……傾向は知りたいが牛後となるなかれ

いま、高校生に読んでほしい本  内田剛

……夏川草介『スピノザの診察室』

詩の教室へようこそ⑧  和合亮一

……自分だけの声と言葉を届けるために

国語教師のための古典文法指導講座⑬  大倉浩

……助動詞一覧表を眺める――紫式部にファンレターを書こう⑩

コトバのひきだし⑬  関根健一

……「そうだ」の「だ」は要るそう……だ?

青山あり! 中国祠墓紀行⑩  平井徹

……陳勝墓(河南省永城市)

 

●コーナー

えつらん室

……高校国語〈比べ読みの力〉を育む実践アイデア/方言はなぜ存在するのか/

  「AI=知」への逆襲/シェイクスピア、それが問題だ!

 

国語のNews&Topics

 

営業だより/編集室

 

表紙イラスト:朝倉めぐみ

バックナンバー

国語教室 第120号

全文ダウンロード(PDF:9830KB)

国語教室 第119号

新課程の必修科目の授業が開始されて、はや1年。いよいよ今春からは、選択科目の授業が始まります。

特集「新課程のお困り大解決!」では、「比べ読みってどう扱えばいいの?」「必修科目で文学教材を扱う時間が足りなかった!」など、新課程の授業について、高校の現場の先生方から多く寄せられた疑問やお困りの声を受けて、解決のヒントとなる授業実践案をご紹介いたします。

巻頭には、新教科書の教材筆者、竹内薫さん・堀江敏幸さん・秋田麻早子さん・永田紅さんより、教科書教材に込められた思いや学びとの向き合い方などについて、メッセージをいただきました。新学期のスタートを彩る珠玉のエッセイがそろっています。

ほかにも編集部による新課程国語の実態調査や、好評の連載「県立いまどき高校 国語科だより」など、読みどころ満載の春号です。ぜひご覧ください!

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【訂正とお詫び】
本号の記事「【アンケート】新課程国語の実態調査」において誤記がございましたので、訂正させていただき、お詫び申し上げます。

箇所:p.43「Q3『現代の国語』で『話すこと・聞くこと』をどの程度行っていますか。」

〇円グラフの吹き出し
【誤】
・「10~20時間(規定)扱っている、と答えた先生が1/3近くに。」
【正】
・「10~20時間扱っている、と答えた先生が1/3近くに。」

〇下段「■『現代の国語』の授業」
【誤】
・「『話すこと・聞くこと』では、約27%の先生が規定配当時間である『10~20時間程度』と回答。」
【正】
・「『話すこと・聞くこと』では、約10%の先生が規定配当時間である『20~30時間程度』と回答。」

修正済みの記事全文PDFを以下にアップいたしました。
以上、重ねてお詫び申し上げます。

全文ダウンロード(PDF:20242KB)

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