機関誌 漢文教室

『漢文教室』は、国語の先生方に向けて年に1回(4月)発行している機関誌です。
漢文教育のありかたについて、また大修館の発行教科書について、「理論と実際の両面から活発なる研究を試み、漢文教育の真のありかたを研究する」(諸橋轍次先生「発刊の辞」)ことを目的として、1952(昭和27)年5月に創刊されました。以来、多くの先生方のご指導・ご支援のもと、漢文教育界の動向及び最新の教材研究、授業実践などを、全国の先生方にお届けしています。

漢文教室 バックナンバー一覧

漢文教室 第202号

  • 特集
  • 『論語』をもっと活用しよう

いま、『論語』の価値が見直されています。その魅力は、読むたびに新しい発見があること。そして、簡にして要を得たことばの力ではないでしょうか。
 小中学校で「伝統的な言語文化」が重視される中、生徒が『論語』の文章にふれる機会は増えているのですが、昔ながらの人生訓として扱ったのではその魅力が伝わりません。現場の先生方からは「訳しただけでは意味がわからないので、教えるのが難しい」「生徒が飽きてしまう」という声もあります。
 ここでは、『論語』を学ぶことで身につく力とは何か、新たな角度から考えるとともに、生徒の主体的な学習を促す工夫をご紹介します。
 古い時代のお説教だと思っていたらもったいない。もっと教室で『論語』を活用してみませんか。

全文ダウンロード(PDF:6188KB)

このサイトではCookieを使用しています。Cookieの使用に関する詳細は「 プライバシーポリシープライバシーポリシー」をご覧ください。

OK