機関誌 漢文教室

『漢文教室』は、国語の先生方に向けて年に1回(4月)発行している機関誌です。
漢文教育のありかたについて、また大修館の発行教科書について、「理論と実際の両面から活発なる研究を試み、漢文教育の真のありかたを研究する」(諸橋轍次先生「発刊の辞」)ことを目的として、1952(昭和27)年5月に創刊されました。以来、多くの先生方のご指導・ご支援のもと、漢文教育界の動向及び最新の教材研究、授業実践などを、全国の先生方にお届けしています。

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漢文教室 第207号

  • 特集
  • 漢文指導で押さえておきたい8のポイント

今号は、「漢文指導で押さえておきたい8のポイント」として、漢文学習にあたって知っておきたいポイントを特集。
目の前の漢文について、時代背景、登場人物のエピソードを知ることで、漢文そのものの面白さに興味を持てるように企画しました。
現代日本とは異なる、当時の中国の状況や、登場人物の人間関係を生き生きと描き出す内容をご執筆いただいています。

また、2022年4月から使用される「言語文化」について、巻頭言および授業提案をご執筆いただきました。

全文ダウンロード(PDF:6517KB)

目次

巻頭言  「言語文化」における古典の再発見       加藤 敏  
            
特集◆漢文指導で押さえておきたい8のポイント          
    『論語』の登場人物                ゆはず和順
    孟嘗君という人                   竹内康浩  
    唐代の詩人たちの人間関係と身分           佐藤正光        
    中国の詩跡                     松原 朗   
    漢文の教科書に女性詩人が登場しないのはなぜか    野村鮎子    
    落語と中国の笑話                  興膳 宏   
    中国の古典と日本                  高橋 智  
    置き字はなぜ読まないのか              渡辺 大   
授業提案◆「言語文化」の漢文         
    鬼滅の刃は「鬼を滅ぼす刃」!?           酒井雅巳   
    『論語』『孟子』から新たな四字熟語を創作する    有木大輔   
    寓話を用いた「言語文化」の授業提案         加藤文彬   
▶連載            
    クエスチョン&アンサー 漢文への興味・関心     笹原宏之    
小中学校漢文科授業参観
   「ながめて楽しい漢字5万字」で日本を知ろう   安居總子

    2020年度センター試験「国語」漢文の分析と指導    北澤紘一    

▶新刊紹介            
    大修館書店編集部編「ながめて楽しい漢字5万字」        
            
    大修館書店 新課程国語教科書のご紹介    

   

 ※ゆはず和順先生の「ゆはず」は弓へんに巾
 

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漢文教室 第206号

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漢文教室 第205号

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