液体ミルク
液体ミルクとは,缶や紙パックに入った乳児用のミルクである。粉ミルクのように調乳する必要がなく,開封して常温のまま乳児に与えることができる。海外では,粉ミルクとともに広く普及しており,日本でも知名度が高まってきている。
液体ミルクのメリット,デメリットは以下の通りである
【メリット】
・常温で長期間の保存ができる(紙パックは約6ヶ月,缶入りは約18か月)
・そのまま飲むことができるため,授乳時の調乳の手間が省ける
・外出時の荷物を減らすことができる
・お湯が不要なため,災害時の備蓄としても利用できる など
【デメリット】
・コストがかかる
・1回分飲み切りのものが多いため,量の調整や残した分の再利用ができない
・粉ミルクに比べて,保管がかさばる